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アスペルガー症候群は時間管理が苦手?理由と対策方法7選を紹介

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アスペルガー症候群は時間管理が苦手?理由と対策方法7選を紹介

アスペルガー症候群は時間管理が苦手と言われています。その理由はアスペルガー症候群がもつ特性が大きく関連しているからです。

「いつも遅刻してしまう」

「時間管理の方法がわからない」

「発達障害に原因があるから対策できない」

と悩んでいる人もいるでしょう。しかし、工夫次第で時間を管理することは可能です。そこで今回は、アスペルガー症候群の特性や時間管理できない理由を解説。さらに、時間管理に効果的な対策方法を紹介します。

時間管理ができない人はアスペルガー症候群かも?症状や特性を解説

時間管理 アスペルガー

アスペルガー症候群は発達障害のひとつで、コミュニケーションが取れない、マルチタスクがこなせないといった症状があります。原因はまだはっきりとは解明されていませんが、先天的な脳の機能不全が原因であると考えられています。ここではアスペルガー症候群の症状や特性を解説します。

周囲の人間とうまくコミュニケーションが取れない

アスペルガー症候群の代表的な特性としてまずあげられるのは、周囲の人間とうまくコミュニケーションが取れないことです。なぜなら、相手の気持ちや意図を想像したり、その場の空気やしきたりなどを理解しするのが苦手だからです。

また、自分の感情を表現するのが得意ではなく、その場の空気に沿わない発言をしてしまうこともあります。他人に対して関心が薄いケースもあるため、人間関係においてトラブルが起きやすくなります。

特定の物事に強いこだわりや興味を持つ

アスペルガー症候群は、特定の物事に異常なほど興味や関心を持つ傾向があります。そして関心があることに対して、類い稀な記憶力や集中力を発揮するのが特徴です。しかし、物事の一部分にこだわってしまうため、全体像を把握することが苦手です。

このこだわりは、生活の中で影響を与えます。代表的な例としては偏食気味だったり、特定の音や感触を好んだりです。

マルチタスクが苦手だから時間管理が難しい

前述したようにアスペルガー症候群はこだわりが強く、自分が納得いくまで物事に取り組みます。そのためルールを忠実に守る特性があり、要領が良くありません。

同時に複数の指示を出されると前の指示を忘れてしまったり、複数の作業を同時に抱えてしまうとミスが起こりやすくなったりします。また、予想外のことが起きると、不安に駆られパニックを起こすケースもあります。

アスペルガー症候群が時間管理できない理由

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アスペルガー症候群の人は時間管理が苦手な傾向があります。それはアスペルガー症候の特性や症状が大きく関連しているからです。なぜ、アスペルガー症候群の人は時間管理ができないのかを解説します。

過集中してしまう

アスペルガー症候群は、短期的にものすごい集中力を発揮したり、興味や関心のある特定の物事に時間を忘れるほど没頭したりと過集中の状態になりやすくなります。

過集中の場合、自分の持つ体力以上に頑張ってしまうため、いざ集中力が切れるとどっと疲れてしまいます。ケースによっては、数日間眠り続ける場合も。また、集中している時に声をかけられ、作業が中断するとイライラしてしまい、相手とぶつかることもあります。

準備時間の読み間違いをしてしまう

アスペルガー症候群は、予定した時間に合わせて行動するのが難しく感じる場合があります。

「待ち合わせが8時だから、家を何時に出ればいいか......」のように出発時間から逆算して準備の計画を立てるのが得意ではありません。また、準備を計画していても他のことに気が向いてしまい、結果的に読み間違いを起こしてしまうパターンも多くあります。

朝起きられない

ある程度目は覚めているのに「起きなくては」という気持ちすら起きず、そのまま目覚ましを止めて寝てしまうことも多く見受けられます。これは、発達障害の特性のひとつでもある「行動の転換(切り替え)」が苦手なことが原因です。

また、過集中により夜寝る前に行っていたことが中々切り上げられず、夜更かしの習慣がついてしまい、睡眠障害につながることもあります。生活リズムがズレている場合、翌日に予定が入っていても、早く眠りに就くことに難しさを感じてしまいます。

時間や場所についての計画が苦手

アスペルガー症候群の人は、目的地だけ確認して交通手段や所要時間を調べないといった全体を通しての計画が苦手な傾向にあります。その結果、予想以上に目的地までの移動に時間がかかってしまい、遅刻するといったケースが起こってしまいます。

アスペルガー症候群の人が時間管理する7つの方法

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ここからは、アスペルガー症候群の人が実践したい時間管理方法を解説していきます。注意が散漫したり、忘れやすかったりする人に効果的なのでぜひ試してみてくださいね。

①所要時間を計算する

あらかじめ生活にかかる時間を計測・記録して、正確な所要時間を認識します。例えば、食事や歯磨きなどの日常動作や仕事で必ず行う業務などに、どのくらいの時間がかかっているのかを計測してみましょう。その日の体調や気分などによって多少の違いはあるかと思いますが、目安となる所要時間がわかるはずです。

また、この所要時間を軸に日頃から慣らしておくと体感的に覚えるため、遅刻などのトラブルを防げるようになるでしょう。

②毎日のスケジュールを決める

毎日のスケジュールを決めることも時間管理に効果的です。

7:00・・・起床
7:30・・・食事
8:00・・・出社
9:00・・・仕事
12:00・・・休憩
13:00・・・仕事
18:00・・・帰宅
19:00・・・食事
20:00・・・風呂
23:00・・・就寝

このように1日のスケジュールをあらかじめ決めておきます。その際、時間に余裕をもってスケジュールを組むことがポイントです。

アスペルガー症候群は着手しようとしていたタスクが頭から抜けたり、他のことに気を取られて優先順位を見失ったりするケースが少なくありません。ですが、余裕をもってスケジューリングしておけば不測の事態が発生したとしてもリカバリーできます。

もしかすると、いきなりスケジュール通りに行動することは難しいという人もいるかもしれません。その場合は「まずは起床と就寝の時間だけチャレンジしてみる」といった工夫をすることで、習慣化しやすくなるでしょう。

③前もって準備をする

仕事やお出かけなど翌日の予定が決まっている場合、前日に持ち物などを準備しましょう。その際、普段から持ち歩くものはできるだけひとつのバッグにまとめることをおすすめします。

なぜなら万が一、注意が他の場所に向いてしまったらバッグを忘れてしまうかもしれないからです。前もって準備しておくことで、慌てることなく次の行動に移せるでしょう。

この対策は、忘れ物が多い人にも効果的です。

④作業ごとにアラームを利用する

深夜まで作業するなど過集中のせいで時間が過ぎてしまう場合には、作業ごとや予定ごとにアラームを設定するとよいでしょう。アラームを設定しておくと、集中している場合でも音によって気づけて、作業を中断できます。

⑤メモやホワイトボードを活用する

他のことに注意を取られて時間管理がうまくできない場合は、タスク管理のためにもメモやホワイトボードを活用してみてください。その際、優先順位と色の対応を前もってルール化しておくことがポイントです。重要度にあわせてタスクを効果的に分類できます。

タスクが生じたらすぐにメモを取る習慣をつけるようにしておくと、作業を細分化でき慌てることなく作業できるようになります。

⑥予定時刻を早めに設定してもらう

これは、家族や友達、同僚などにお願いする対策です。待ち合わせをする場合「本来の集合時間よりも早めに設定してほしい」と相手にお願いしましょう。

ただし、時間の目安は明示しないようにしてください。お互いの中に◯分早めるといったはっきりした取り決めをしてしまうと「あと◯分遅れても問題ない」という過信につなってしまいます。そのため、設定時間は、毎回相手に判断してもらうのがよいでしょう。

まとめ

アスペルガー 時間管理 まとめ

アスペルガー症候群は見た目ではわかりづらく、なかなか理解されない発達障害です。

そのため「変わっている人」と認識されることも少なくありません。アスペルガー症候群のさまざまな特性が関連し、時間管理を苦手としてしまうこともあるでしょう。

しかし、発達障害だからと言って時間管理ができないと諦めてはいけません。大切なのは、試行錯誤をしながら自分に合った方法を探すことです。今回紹介した対策方法を参考に、時間管理をしてみてください。

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